試乗記_VW GOLF GT TSI
またも売れる要素が増えたな
スーパーチャージャー＆ターボチャージャー
普通、２つのチャージャーが付いている車は「大排気量でしかも燃費をド返して走りに徹した車」のイメージを持ってしまうが、
燃費＆走りを十分楽しめそうな仕上がりの車がでてくるとは正直うれしい。
近くのディーラーに出かけ目当てのＴＳＩを探したが、なかった・・・がっくりしていた所、しばらくするとブラックのＧＯＬＦが店のでは入り口に止まった。あのマスクは「TSI」。どうやら試乗に出ていたようだ。
早速店員に試乗をお願いして、お店待つこと１０分。
内装はＧＴクラスのだと思うが、黒色に統一され仰々しくなく好きだ。
まあ、ＧＯＬＦⅤは何度も試乗しているので、目当ての走りに。
アイドリング時は思った以上に静かに思えた。
ギアをドライブ（Ｄ）にシフトし、惰性で車体が動きだす（専門用語で？？忘れた・・）が、あまり動かない感じがした。
軽く踏み込むと直ぐではないが１３００ｒｐｍ位からスーパーチャージャーが作動し始める。
このラグが少々気にはなった。（時間にして１秒ほどか）
生憎本日は土曜日ということと地元の競輪が開催され、ちょっとした渋滞状態。これでは楽しめない・・・ショックだ。
それでも必要以上の加速、ブレーキングとできる限りのことはしていこうと努力はした。
ディーラーに近づいた所でとうとう「んーん、ちょっと実力がみれず不満」と洩らしてしまった。
セールスマンもその事を配慮してくれて、「もう少しいいですよ」と言ってくれた。
国道でフルスロットルを体験。６０００ｒｐｍまで一気に加速するそれはとても１４００ｃｃだと思えないもので、想像通りの感覚だった。
ＧＴＩの加速までいかないが、低速の加速＆燃費がこのＴＳＩの魅力なのだから、以前よりＧＴＩ崇拝の私にとってグラッとする代物である。
ＧＴＩとＴＳＩで迷う人が多いと思うが、燃費も市街走行でＧＴＩが７〜８Km/ｌ、ＴＳＩが１０〜１２Km/ｌあたりからすると、この燃費と税金と車体価格差４０万円が判断を迷わせる。
走り優先のＧＴＩか、トータルバランスのＴＳＩという図式になるだろう。
ＧＯＬＦを手に入れるのも近い将来となった・・かも
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動力性能 |
８ |
操縦安定性 |
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総合評価 |
７ |
