試乗記_三菱_アウトランダー_G

skrhouse2005-12-17

三菱自動車の不祥事などがあり、三菱としては29ヶ月ぶりの新車となった。
この車はエアトレックをフルモデルチェンジしたものという。
実は三菱車は自身過去3台も乗り継いでいる「かくれ三菱ファン?」である。
近年SUVクラスのスタイルは近未来的なモデルが多いが、この車はどちらかというとオーソドックスなイメージがする。
古くもなく・・・というところだろうか。
しかし、三菱の社運をかけた車であることは間違いない。
車を観察するとそれが随所に現れている。


まず、こんな機能が付いていたらと思う物が付いているではないか。
パドルシフト、セカンドシートワンタッチ跳ね上げ、2WD←→4WD切替スイッチ、
横滑り防止装置(ASC)、床下収納式サードシート、リアハッチは上下分割、等。
パドルシフトは頻繁に使用するものではないだろうが、ワイディングロードなどではおもしろそうだ。
セカンドシートワンタッチ跳ね上げは奥深い荷物を入れるときに重宝するだろう。
ロックフォードフォズゲート社のウーハーはかっこいい。
リアハッチは上下分割だが、横開きドアは操作しずらいので、自分の中でのウェートポイントは高い。しかも座れる。
走りは2.4LのCVTで車重1.6tであるから俊敏とはいかないが、問題のないところ。
しかし、エンジンルームから聞こえるCVTの機械音(?)がけっこう大きく耳につく、高回転域になると比例して大きくなっていった。


グレードも2つ(M、G)しかなく、いたってシンプルで、価格差は30万円ぐらいだが、
多分Gグレードのほうが装備の点から多く選ばれるのだろう。
ASCが標準、18インチで265万円(G)とは恐れ入った。安い!
なにもなければ(失礼)売れる。
正直期待以上の車だった。


アウトランダーもいいが、三菱から来月出る「i」がもっと気になる・・・



デザイン

動力性能

操縦安定性

パッケージング

コストパフォーマンス

総合評価